念願の転職が適ったのに残念ながら自分の思っていた職場のイメージとは違かったと、後悔してしまう人が転職者のうち、55%もいるそうです。
その理由は、さまざまです。
「給料がいいので高収入の職場だと思ったら、かなりキツイ職場だった。」
「大きな病院だから経験がなくとも研修がつくから安心だろうと思ったら、ほったらかしで困った。」
「スキル的にも人間的にもレベルの低い人ばかりで、やる気のなさが半端ない職場だった。」
「病院とは思えないほどの清潔感のなさだった。」
「契約内容が事前に聞いていたものとまったくもって違っていた。」
この事からも分かる通り、転職前は“石橋を叩いて叩いて叩いて渡る”くらいのしつこい事前調査が必要なのかもしれません。
その証拠に、転職して良かったと感じている看護師が転職者のうち45%もいるのですから。
理想の転職を果たすために“辞めたい”理由をじっくりと考えましょう。
特に人間関係の場合は、ついつい嫌な人の事ばかり考えてしまいがちですよね。
しかし、よく考えてみてください。
人間同士は好き嫌いがあって当前。上司や先輩、患者などの仲がみな問題なく“なぁなぁ”な方がおかしいと思いませんか?
特に、特定の患者1人にだけ嫌な思いをするから変えるというのなら絶対に辞めておきましょう。
10人あなたを必要としている人がいるとしたならば、そのたった1人の為だけに辞めるだなんて勿体なさすぎです。
まぁ、逆ならば仕方ないと思いますが…。
次に、職場内外の交友関係を幅広くもち、誰にでも相談が出来る状態を保っていた方がいいでしょう。
転職で失敗する人のほとんどが、誰にも相談せず自分がやりたいようにやった結果だといいます。
仕事、友人関係、恋愛、家庭…どこにでもいいですから、自分の気持ちをさらけ出せる場所を持っておく事が必要です。
最後に、スキルアップを目指して転職するという人に対してなのですが、 「この職場には私のやるべき仕事がない」という人がたまにいます。
では、あなたのすべき仕事とは一体何なのかしっかりと見極めているのでしょうか?
もちろん、スキルアップをする事はとても大切です。仕事というのは1つ1つが欠けていいものではありません。
大きな目標のみを突破する事だけを考えるのではなく、小さい目標もコツコツクリアしていく事を大事にしましょう。
きっとその頑張りを見てくれている人はいるはずです。
一瞬の過ちで人生がガラリと変わってしまう事が多々あります。くれぐれも、危ない橋だけは渡らないようお気をつけください。後悔は先に立ちません。
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